株式会社フェニックス

創業20周年にあたってのご挨拶

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は株式会社フェニックスに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

おかげさまで弊社は、このたび第20期を無事に締めくくり、来る2026年7月27日をもちまして、創業20周年を迎える運びとなりました。今日この日を迎えられますのは、ひとえにお客様、お取引先各位、ならびに各地の皆様方の長きにわたるお引き立てとご支援の賜物にほかなりません。社員一同を代表し、ここに
謹んで深く感謝申し上げます。

私は前職におきまして西松建設に在籍し、事務方として大きな組織の運営を間近に学んでまいりました。そして2006年、33歳のとき、限られた元手と「なんとしてもやり遂げたい」という一心を頼りに、独立してこの会社を起こしました。小さな一歩から歩み出した会社が、20年の時を経て今日の姿に至りましたのは、苦楽を共にしてくれた社員と、信頼を寄せてくださった皆様があってこそでございます。

しかしながら、その歩みは決して平坦なものではございませんでした。時に資金が立ち行かなくなり、会社が存続の危機に直面したこともございました。
それでも今日まで歩み続けることができましたのは、苦しいときに手を差し伸べ、支えてくださった周りの皆様のお力添えがあったからにほかなりません。あの日々に頂いたご恩を、私は生涯忘れることはございません。
この感謝こそが、弊社の何よりの財産であると、心の底から思っております。

弊社は創業以来、「人が安心して暮らし、いきいきと働ける場をつくる」ことを変わらぬ使命として歩んでまいりました。福祉施設の不動産開発に始まり、建築工事、内装工事、そして介護・障がい者施設における運営支援およびマネジメント業務に至るまで、その時々の社会が真に必要とする事業へと領域を広げてまいりました。今日では、ご縁をいただいた各地へと活動の場を広げ、地域を越えてご依頼を頂戴するまでになりました。

私自身、物事を隅々まで理解しておきたい性分から、総務・人事・経理・労務に至るまで、会社運営の一連の流れをすべて自らの手で担ってまいりました。
その経験を礎に、これまで数多くの会社の設立と運営を、ワンストップでご支援してまいりました。また創業後は、現場の事務方として建築・土木の現場に携わるなかでものづくりの奥深さに魅せられ、一級建築施工管理技士の資格を取得いたしました。宅地建物取引士として培った知識は福祉施設の開発に、建設業許可のもと積み重ねた建築の技術は現場に、そして自ら運営して得た知見は介護の現場に——それぞれを確かな裏付けとして活かしております。

私どもが何よりも大切にしてまいりましたのは、お客様第一主義に根ざした「現場力」と「実現力」でございます。現場を知り抜いたうえで、お客様が思い描く構想を確実にかたちにする。この二つの力こそが、弊社の揺るがぬ強みであると自負しております。

少子高齢化が一層進む今日、福祉の現場が担う役割と、そこに寄せられる期待は、年を追うごとに大きくなっております。私どもはこの変化を、果たすべき使命がさらに重みを増したものと受けとめ、これまで培って
まいりました経験と技術を礎としながら、各地の皆様へより質の高いサービスをお届けできるよう努めてまいる所存でございます。

20周年は、これまでの歩みを胸に刻むとともに、次なる時代への新たな出発点でもございます。第21期を迎えるにあたり、私自身が先頭に立ってこの礎を守り、さらに大きく育ててまいります。私ども株式会社フェニックスは、地域社会になくてはならない企業であり続けることをお誓い申し上げ、社員一同、初心を忘れることなく、たゆまぬ研鑽を重ねてまいります。

末筆ながら、皆様方の一層のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。

謹白

2026年7月1日
株式会社フェニックス
代表取締役 目井 俊也

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