株式会社フェニックス

創業20周年にあたってのご挨拶

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は株式会社フェニックスに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

おかげさまで弊社は、このたび第20期を無事に締めくくり、来る2026年7月27日
をもちまして、創業20周年を迎える運びとなりました。今日この日を迎えられ
ますのは、ひとえにお客様、お取引先各位、ならびに各地の皆様方の長きに
わたるお引き立てとご支援の賜物にほかなりません。社員一同を代表し、ここに
謹んで深く感謝申し上げます。

弊社は、わずかな元手と一つの志を頼りに、私自身の手で起こし、育てて
まいりました。2006年、小さな一歩から歩み出したこの会社が、20年の時を
経て今日の姿に至りましたのは、苦楽を共にしてくれた社員と、信頼を寄せて
くださった皆様があってこそでございます。創業の日に抱いた想いを、私は
今もはっきりと覚えております。

しかしながら、その歩みは順風満帆なものではございませんでした。時に資金が
立ち行かなくなり、会社が存続の危機に直面したこともございました。それでも
今日まで歩み続けることができましたのは、苦しいときに手を差し伸べ、
支えてくださった周りの皆様のお力添えがあったからにほかなりません。あの日々に
頂いたご恩を、私は生涯忘れることはございません。この感謝こそが、弊社の
何よりの財産であると、心の底から思っております。

弊社は創業以来、「人が安心して暮らし、安心して働ける場を築く」ことを
変わらぬ使命として歩んでまいりました。福祉施設の不動産開発に始まり、
建築工事、内装工事、そして介護・障がい者施設における運営支援および
マネジメント業務に至るまで、その時々の社会が真に必要とする事業へと
領域を広げてまいりました。とりわけ介護の分野では、施設の開発にとどまらず、
私ども自身がデイサービスや訪問介護といった事業の運営に直接携わって
まいりました。現場を自らの手で動かすなかで積み重ねた知見こそが、今日の
運営支援・マネジメント業務を支える確かな礎となっております。今日では、
ご縁をいただいた各地へと活動の場を広げ、地域を越えてご依頼を頂戴する
までになりました。私どもは、いずれの土地においても、一つひとつの現場に
誠実に向き合うことを信条としております。

この20年は、決して平坦な道のりではございませんでした。社会の構造や
制度が大きく変化を続けるなか、私どもが拠りどころとしてまいりましたのは、
「現場を第一とする姿勢」と「確かな技術への責任」、そして「人を支える
仕事に携わる誇り」でございます。福祉という分野は、建物や設備を整える
だけでは成り立ちません。そこに暮らす方々、働く方々の日々に思いを馳せ、
細部にまで心を尽くしてこそ、初めて意味を持つものと信じております。

少子高齢化が一層進む今日、福祉の現場が担う役割と、そこに寄せられる
期待は、年を追うごとに大きくなっております。私どもはこの変化を、
果たすべき使命がさらに重みを増したものと受けとめ、これまで培って
まいりました経験と技術を礎としながら、各地の皆様へより質の高い
サービスをお届けできるよう努めてまいる所存でございます。

20周年は、これまでの歩みを胸に刻むとともに、次なる時代への新たな
出発点でもございます。第21期を迎えるにあたり、私自身の手で育てて
まいりましたこの礎を、これからも先頭に立って守り、さらに大きく育てて
まいります。私ども株式会社フェニックスは、地域社会になくてはならない
企業であり続けることをお誓い申し上げ、社員一同、初心を忘れることなく、
たゆまぬ研鑽を重ねてまいります。

末筆ながら、皆様方の一層のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げますと
ともに、今後とも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、伏してお願い
申し上げます。

謹白

2026年7月1日
株式会社フェニックス
代表取締役 目井 俊也

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